2015/07/25

蔵の街須坂 街歩き

こんにちは、 長野の東條です。
本日は弊社が所属する日本民家再生協会のイベント参加で長野県須坂市に来ています。
明治から昭和にかけて製糸の町として栄えた須坂市には多くの蔵や商家が残されています。
この建物を様々な手法で再利用している事例を見に訪れました。

須坂の蔵や商家の土台は、ぼたもち石で支えられています。
丸い石を組み合わせた際、接触面を削るというとても手間のかかる手法で行われています。


須坂の豪商の家の内部見学させて貰った際の写真。とても繊細で特徴的なガラス戸でした。
とても美しく、またガラス越しの庭も綺麗でその場に皆佇んで見惚れていました。


須坂市の職員の案内で補助金を出す事で維持されている事を知りつつそぞろ歩き。炎天下の中で暑かったです。


その中で辿り着いた味噌醤油屋の塩屋さん。
蔵を9棟も持つ老舗店です。


味噌蔵内部を見学させて貰いました。外は炎天下なのに冷んやりとする室内に木桶仕込みの味噌が幾つも置かれておりました。
昔ながらの建物を修繕しながら使い続け現代に使い続けていく、そのような精神がこの須坂には息づいている、そう感じた1日でした。



Start typing and press Enter to search