だいぶご紹介が遅れてしまいましたが…
「焼鳥割烹 味道」
今回弊社でリニューアル設計・施工をさせて頂きました!
実はリニューアル前に、一度お邪魔しております。
堂々たる門構え |
高さ1.8m、巾1.2m、総重量100㌔の蔵戸を前に |
お引渡時写真 |
欅の蔵戸。欅のカウンター。欅の柱、梁。
そう。なんとこちらの店舗、ほぼ欅(ケヤキ)で造られています。
山翠舎の施工例をみても、ここまで贅沢な造りのお店はありません。
欅は重厚感があり、木目も美しく、国産の広葉樹の中では最良の樹種と言われています。
その性質ゆえに寺社仏閣の建材としても使われる優秀な木材です。
また、塗装ノリもよく、そのままでも美しいのですが、塗装するとさらに光沢が出て、琥珀のような輝きを放ちます。
そんな美しい欅を贅沢に使ったこのお店。
こだわっているのは内装だけではありません。
三重ブランド鶏「熊野地鶏」
三重県原産のシャモ「八木戸」と三重県の銘柄鶏「伊勢赤どり」に「名古屋コーチン」を掛け合わせた鶏で、現時点では熊野市のみで飼養されている地鶏です。肉質は赤みが強く弾力に富み、地鶏本来のコクと風味があることが特徴です。
(三重ブランドウェブサイトより:http://www.miebrand.jp/nintei/kumanozidori.htm)
初めて鶏肉を食べて感動しました。
施工させていただくことになって初めて名前を知ったこの鶏。
お施主様に伺った話では、ブロイラーの2倍以上の約110日間かけて飼育しているとのこと。
ただ単に長く飼育したということではありません。日数が長いということは、それだけ様々なリスクが高くなるということ。ストレスを出来るだけ与えず、2倍以上の手間暇を掛けてじっくりと旨味を凝縮させた鶏。それが「熊野地鶏」です。
焼鳥を食べるときに雄か雌か気にしたことはありますか。
お施主様から教えていただいたのですが、
雌の肉質は上質で旨味のある油が特徴。
雄は凝縮された旨味のある赤身が特徴とのこと。
熊野地鶏に関しては、雄の肉を特に味わって頂きたい。
赤身なのであっさりしているかと思いきや、しっかりとした歯ごたえと、噛めば噛むほど滲み出る旨味。焼鳥の概念が変わります。
そんな焼鳥と一緒に飲んで頂きたいのが、
「神亀」
ご主人の思いがぎっしり詰まった純米酒です。
酒用のお米作りに参加したり、実際に家族で蔵元を訪れるなど、家族ぐるみでお付合いがあるほど、深い思い入れのあるお酒です。
滋味深い前菜盛り合わせとかわいい御猪口に入った神亀 |
お店の入口入ってすぐのボトル棚に迫力満点の樽の神亀がお目見えします。
これを、旨味ぎっしりの焼鳥とともに澗酒で呑む。
思い出しただけで、幸せなひとときです。
みなさまも是非一度。
カウンターでご主人のお話を聞きながら、一杯。
また、テーブル席で楽しく美味しいひとときを。
仕事上がりにちょっといい焼鳥、澗酒が飲みたくなったら。
「焼鳥割烹 味道」
中央区東日本橋2-9-4
03-3865-2366