2015/07/06

山翠舎モノものがたり

先日 長野から社長がレアな手ぬぐいを持ち帰って来てくれました。
50年以上前の古い手ぬぐいです。

早速、会長に確認すべく電話をしましたら。。
「そんなことはどうでもいいから仕事しろよ~」とのお言葉を頂きましたが、
どうやら東京オリンピック以前の昭和30年代の手ぬぐいだそうです。
ところどころに時代を感じるの黄ばんだシミもあります。
古いもの好きには堪りません(笑)

昭和30年代といえばオリンピックを前に、日本が本当の意味で戦争から立ち直り世界経済へ復帰していく頃です。
ALWAYS三丁目の夕日の頃といえば、分かりやすいかもしれませんね。
この手拭は山翠舎の前身『山上木工所』初代 山上松次郎氏の時代のものだそうです。

「盆暮れに挨拶に お客さんに渡した」ものだそうです。
今のようにネットやTVの広告がない時代です。
お客様に使って頂く手ぬぐいが、広告媒体になっていたのでしょうね。
日々使用する手ぬぐいに、「山上 指物 建具」 と書いてあれば 自然、脳裏に刻み込まれますね。


最近、名前をモチーフにしたイラストのカラフル手ぬぐいが話題になっていましたが、
リアルにレトロな手ぬぐいは、藍色と生成りスッキリとして、図案も苗字の山と上、カッコいいです。
創業当時は建具と指物の製作をしていたので、指物と建具の文字も札のようにデザインされています。
指物の左右横の文字は上です。。。。。上指物なのです。
良い指物を作っています。という控えめなジワリと染み入る宣伝効果がありますね。
古いもの好きとしては。いずれ、復刻版になることを期待したいです。





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